三たび「四党合意」を阻止した2日間の記録
歌声が響いた大会会場
2000年10月28・29日国労第67回定期大会が開催された。本部執行部は、二度の臨時大会で阻止された「四党合意」の採決を再度強行しようとしていた。これに反対する闘争団員とJR組合員、支援の仲間は、大会会場の内と外で必死の抵抗を続けた。ヤジと怒号のなか、大会は断続的に休憩を繰り返した。この間一人の闘争団員が立って国労組合歌を歌おうと仲間に呼びかけた。会場内に歌声が響きわたった。会場の外でもこれに和す合唱がわき起こった。重苦しい緊張感が希望と勇気に変わった。反対派の抵抗で「四党合意」は三たび採決を阻止された。
2000年12月制作・30分・3000円（税・送料別）
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無限の底力 ＜当日の参加者の声＞
67回定期大会に行ってました。闘争団や支援者が一体になって、雨模様の中、スクラムを組んでの大合唱に感動しました。今回改めて思ったのですが、音威子府の藤保さんや、仙台闘争団の佐藤さんをはじめ、闘争団からは闘いの節目節目につぎつぎとヒーローやヒロインが生まれてくるということです。人間て、労働者っていうのは無限の底力を持っているんだと思い知らされました。14年間の苦闘はけして無駄になるどころか、すばらしい労働者を産み出し、人と人の結びつき、労働者の団結のあり方を指し示していると心の底から思います。「少年事件」やらで少年法の改悪や「教育改革」などが仕掛けられている中、実は、この闘争団の闘いの中にこそ“一番大切なもの”が提示されていると思います。この闘争団と闘いを命にかえても守りぬくこと。そこにすべてを賭けても惜しくないと、今思っています。（K）