「人らしく生きようパ−ト２」10/15川崎上映会報告

“勝つ闘い”を地域から、そして１２・１東京へ

国鉄闘争支援！ネットワーク神奈川　一之瀬百樹

　鉄建公団訴訟原告を支援する組織「国鉄闘争支援! ネットワーク神奈川」は、去る15日「人らしく生きようパ−ト2 」の上映会を川崎市産業会館で開催した。鳥栖闘争団の川端さんを迎え、約60名の参加があった。

映画の鑑賞と川端さんのお話を聞いて、参加者からは「鉄建公団訴訟こそが、( 国鉄闘争) 解決に向けた展望であると思う」などの感想があり、この闘いこそが、政府・JRを追い詰めるものであることを確信できる集いであった。当日カンパも約26000 円も集まり大成功であった。

私は、今回実行委員会の事務局を担当したが、支援の広がりを実感できた。前回の「パート1 」では個人中心の参加であったが、この日は違った。市職労清掃支部などの参加もあり、川崎シティ・ユニオンなどの協力も初めて得た。この変化は、映画の主人公中野さんの「苦しい闘いだけど、楽しく歩もう」の言葉が、いたるところの職場で共通認識になる情勢を反映していると思う。民営化攻撃を受ける郵政職場、「日の丸・君が代」強制の学校現場など、「明日は我が身」でなく「今は、我が身」である。

上映会の最後は、今後31日の団結まつり、11月29日神奈川集会、12月1 日の日比谷での1 万人大集会を成功させようと呼びかけがされ、勝利に向けた決意を確認した。今後神奈川では24日小田原、28日鎌倉の上映会が続く。負けない闘いでなく、勝つ闘いを神奈川から支える決意である。