劣化ウランの恐怖・上映会アンケートより 98.4.21
★ビデオを見て印象に残ったのは、アメリカの核実験の時兵士を実験台として使った
こと、イラクの人たちの被爆による原爆症はすさまじさ、湾岸戦争の中で悪魔のよう
な戦争行為があったこと、でした。枯葉剤のことも「20年かかってやっと問題化され
た」というが、湾岸戦争は７年経っても、まだまだ明らかにされていない。
★密度が濃く、衝撃的だった。奇形を持って産まれた子供たち。ベトナムの枯葉剤の
被害をまた繰り返してしまったのか、というショックを受けた。
★見応えがありました。軍や国っていうのは本質的に無責任。俺もいーかげんアホや
けど、真正のアホやで、こいつら！ どうしてくれよう。無力だけど。
★よかったが、会話（インタビュー）が多すぎる。
★湾岸戦争の時、当時イラクの核施設を多国籍軍が爆破したとのニュースに震え上が
った。私は長崎生まれなので、その後どういう放射能障害が出るかと恐れた。けれど
その後、ラムゼークラーク等の調査で、劣化ウランを入れた爆弾を投下というもっと
ひどい事をやっていたとわかって、絶句した。
★日本政府が結んだ日米安保条約により存在している米軍が、本当に残虐な行為をし
たと思った。「人間の安全保障」と「兵器・軍隊による安全保障」とは両立しないこ
とを改めて気づかされた。
★劣化ウランの半減期が長いことがわかった。ビデオの中に出てくる政府批判の歌を
聞いて「わが国の官僚諸君と同じである」と感じた。
★改めてアメリカ（同様に日本も）という国の政治・経済システムの狂気を思い知ら
され、いわゆる普通の人々が物質的な富や快適を追求した結果、このような社会に行
き着いたことに深いタメ息がもれます。ビデオでも語られたように、やはり一人一人
が知り、何らかの行動につなげていくしか道がないのですね。
★劣化ウランの使用自体知らなかったので、非常にショックでした。ダイオキシン同
様ならもっと大きく報道されるべきだと思います。
★メディアを通して私たちの中に入ってくる情報は、必ずしもすべての真実を語って
いない。都合の良い部分だけが放映されている。自分の目で事実を見ること、そして
その事実を明らかにし、人々の注意を呼び起こすことが大切だと思いました。
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