ビデオドキュメンタリー『人らしく生きよう』の主人公の一人でもある佐久間忠夫さんが、10月16日に本を出した。74歳現役、最高齢・国労闘争団であるかれの生きざま・闘いざまを集大成した本だ。14歳での国鉄入社からはじまり、国労現場労働者として生きてきた姿は、労働運動の原点を、浮かび上がらせる。『人らしく生きよう』の上映運動での人との出会いも描かれている。ある週刊新聞の連載をまとめたものなので、読みやすいだけでなく、グサッと伝わる生の体験・言葉にあふれている。ルポライターの鎌田慧氏は、以下の言葉を寄せている。
＜仕事ができて仲間思い、口がわるいが気っ風がいい。誇り高き「鉄道員」の洒脱な一代記である。解雇されても闘争を楽しむ、この心意気と大らかさは、国労の現場闘争がつくりだしたものだ。読後感は爽やかである。＞
↓団結まつりでサインをする佐久間忠夫さん。この日だけで100冊以上を販売した。
1800円。ビデオプレスで取扱中。申込みはこちらへ。