ビデオが日韓鉄道労働者をつなぐ

 11月12日〜15日の日程で韓国ソウルで国際レーバービデオフェスティバルがソウル大学で開催された。毎回100人近い観客が朝から晩までの上映会に参集した。プログラムは世界の22作品で、日本からはビデオプレスの「背面監視」(ハングル版)が12日に上映された。このビデオの主人公の高久保さん及び国労高崎の山田行雄さんも参加し上映の後、国鉄問題をめぐってのワークショップがあった。

 13日には韓国鉄道労組民主化推進委員会を訪ね、交流をした。韓国でも「減員」と「民営化」を抱えており、熱心な意見交流が行われた。こうして1本のビデオを通して日韓の鉄道労働者が現場レベルで結びつくことが実現した。

 経済不況が伝えられる韓国だったが、人々はとても元気だった。金大中政権の財閥優先の政策には批判の声が多かった。

ワークショップ(国労の高久さんら)
若い参加者が多かった
日本の職場に関する質問が相次ぐ
会場となったソウル大学医学部
鉄道労組民主化委員会の事務所で交流
檄布をわたす高久さん

ソウル南大門市場にて

呼び込みのパワーはすごい
市場は活気に溢れていた

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