国鉄闘争の再出発「労働者宣言」（松枝佳宏氏）より

「人らしく生きよう−国労冬物語」を三度観た。涙しながら、怒りを新たにした。そして、国鉄闘争の再出発とは、日本労働運動の再生そのもので、大変な課題だと再確認させられている。国鉄闘争の解決は、現在の階級の力関係を変えなければありえないし・・・、しかし「冬物語」の登場人物の最も人間らしい人間の姿、労働者魂を見せ付けられ、この力関係を変えていくことは不可能ではない、またその条件はあるとも確信したのである。
　（「地域と労働運動」2002年8月号より・TEL&FAX03-5703-4635）