●ひとネットMONDAYつうしん NO.47 2003年1月27日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している闘争団・「人らしく生きよう」上映関係のウィークリーニュース。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★ポルトアレグレで闘争団が訴え
現在ブラジルのポルトアレグレで第3回世界社会フォーラムが開催されている。反グローバリズム運動の中心であるこのフォーラムに、名寄闘争団の佐久間誠さん（鉄建公団訴訟原告団事務局長）が参加し、国鉄民営化問題を訴えている。その様子を含めた現地速報が、レイバーネット日本のサイト（http://www.labornetjp.org/labornet/NewsItem/20030125attac）に掲載された。その報告では「人らしく生きよう」の縮小版を上映したと書いてあるが、これはまちがいで、一昨年ILO向けにつくった15分ほどの英語版ビデオのことである。佐久間さんの帰国報告が楽しみだ。
★3月トルコ・イスタンブールドキュメンタリー映画祭で上映
英語版が拡がってきた。炭鉱労働者の世界を描いた「闇を掘る」の藤本幸久監督のコーディネートで、トルコのイスタンブール映画祭で上映できる可能性が出てきた。映画祭は3月5〜9日に開催される。映画祭と並行して「ドキュメンタリー映画製作者の存在意義とグローバリズム」をテーマにした国際会議も開かれる。
★闘争団ビデオメッセージ2003
27日（本日）は第4回鉄建公団訴訟口頭弁論が開かれる。そして、夜はシニアワーク東京で報告集会。ここで「闘争団ビデオメッセージ2003」（15分）が上映される。北海道・九州の闘争団が自らビデオカメラを手に撮影したものである。本州からは四党合意反対運動ですっかり有名になった仙台闘争団の佐藤昭一さんが出品。凝りにこった「手作りビデオ」は圧巻である。
★十勝アンケート集
16会場・1320人を動員した十勝上映実行委員会から「感想集」が送られてきた。思いが伝わってくるものばかりだった。「いままで他人事だったがこれからは協力したい」という声が圧倒的に多い。今年の国労闘争団のたたかいはこうした人たちの思いにどう応え、サポーターとして組織できるかが、鍵だと思う。
★闘争団、最高裁への要請署名はじめる
JR採用差別事件は現在、最高裁にかかっておりいつ判決が出てもおかしくない状況だ。しかし、ただ待っているだけでは能がない。とくに国労事件の高裁判決（JRに責任なし）と全動労の高裁判決（JRに責任は及ぶが不当労働行為はない）は大きく判断が分かれている。闘争団・共闘会議は、最高裁に対してこうした矛盾を追究し、弁論開始を求めて署名集めを行うことになった。署名用紙は、闘う闘争団事務所（TEL03-5730-6625）で入手できる。
・MORE→闘争団関係の情報は http://www1.jca.apc.org/ouen/
・MORE→共闘会議関係の情報は http://www.h4.dion.ne.jp/~tomonigo/
・MORE→上映関係の情報は http://member.nifty.ne.jp/videopress/hito.html
・MORE→国鉄・JR問題研究会 http://roumonken.infoseek.livedoor.com/
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