●ひとネットMONDAYつうしん NO.69 2003年6月30日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している闘争団・「人らしく生きよう」上映関係のウィークリーニュース。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★松下竜一さん倒れる
「人らしく生きよう」全国100ヶ所上映運動の呼びかけ人である大分県の作家・松下竜一さんが6/8小脳内出血で倒れ、現在入院している。2度の頭蓋内手術を受け集中治療を受けている。容体が心配だ。そのうえ松下さんは「ビンボー暮らし」。国鉄闘争を心底から応援している貴重な松下さんには早く元気になってほしい。お見舞いカンパなどの取り組みも緊急に行う予定。具体化したら呼びかけたい。
★共闘会議ホームページが大充実
共闘会議のホームページ「ともにGO!」が、強力パソコンスタッフに支えられて質・量ともに大充実している。「ひとネット」の情報なども適宜紹介されている。2000年7月からの「四党合意」反対運動では、支援の有志によってつくられた「がんばれ国労闘争団」のホームページが重要な役割を果たしてきたが、これからは「ともにGO!」が情報司令塔になりそう。きょう掲載された中野隆宣さんのコラムも大変よかった。「ひとネット」の皆さん、「ともにGO!」（http://www.h4.dion.ne.jp/~tomonigo/）は毎日チェックしてほしい。
★沖電気株主総会で闘争団が活躍
というわけで、JR東日本の株主総会が6/25に行われたが、これについては「ともにGO!」ホームページに譲って、ここでは6/27に行われた沖電気株主総会について書いておこう。私は2年前から「人らしく生きよう」制作の縁で、田中哲朗さんから株を分けてもらい、今回を入れると3回沖電気の株主総会に出席している。今回は約20名の株主が乗り込んで、田中哲朗さんを中心に経営陣へ職場のイジメ・差別問題や昨年株主総会の強制排除暴力問題の追及行動をした。大口弁護士にも加わってもらうなど、事前に入念な準備をして臨んだ総会だった。会社側は反対意見を抑えるために発言内容を制限するなど強引な議事進行をしてきたが、それをもろともせずに、次から次に会社批判の発言が行われ、社長もしばしば答えに窮するなど会社側を相当追い込む成果をあげた。
国労闘争団からは、大分の赤峰さん、旭川の内田さんが初めて参加。内田さんはJR東の株主総会でのうっぷんを晴らすかのように、仁王立ちで「議長不信任の動議」を要求しつづけ、採択にまでもちこんだ。私はビデオの撮影係だった。撮影はもちろん禁止されている。カメラを構えると警備の写真が何人もおおいかぶさるようにレンズを手で塞いで「やめてください」の連呼。これに対して、私の脇では防衛係の赤峰さんらが、「それなら会社がまずビデオ撮影をやめろ」と激しく抗議したので、カメラを取り上げられることもできなかった。沖電気の総会は騒然とした状態のなか、午後1時まで続き合計時間は3時間だった。これは東京で一番長い「記録」だったようだ。
敵の弱点はいっぱいあって、いろいろ研究して闘えば、少数でも会社に迫ることができることを田中さんの株主総会闘争は示してくれた。★北海道・札幌で連続上映会
7/5、8/2、8/9と3回にわたって札幌で「人らしく」の連続上映会が企画されている。午後1時10分と3時10分の2回上映で場所は「生涯学習センター・ちえりあ講堂」。札幌方面の方よろしく。連絡先はTEL&FAX 011-631-7604牧口さん。
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