●ひとネットMONDAYつうしん NO.75 2003年9月1日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している闘争団・「人らしく生きよう」上映関係のウィークリーニュース。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★「MONDAYつうしん」発行ペースおとします
このMONDAYつうしんもほぼ毎週更新してきましたが、ちょっと息切れ。「ともにGO!」ホームページ（http://www.h4.dion.ne.jp/~tomonigo/）も充実してきたし、「おじちゃま通信」「鉄ちゃんのつぶや記」も頑張っているので、私のほうも毎週必ず、ということでなく、適度なペースで情報提供していきたいと思います。
★9/8新宿西口で大パフォーマンス
闘う闘争団・鉄建公団訴訟原告団はもっと社会にアピールする運動をやろうということで、次回の鉄建公団訴訟口頭弁論の日である9月8日の午後1時30分から16時まで東京・新宿西口駅前に数百人（?）を集め、大宣伝・パフォーマンスをすることになった。歌あり、応援スピーチあり、パフォーマンスありで、リストラ・失業に反対する大きな声を上げようという計画である。家族も多数上京して座りこみも行う。ぜひ駆けつけて盛り上げてほしい。一方的アピールではなく、通行人が飛び入りでマイクを握れるような企画も考えているという。
★山形映画祭上映決定の波紋
山形映画祭での「人らしく生きよう」の上映は10月15日夜9時半、ミューズ映画館でやることに決まった。山形上映決定の波紋はまず海外から来た。イタリアのフィレンツェのポポリ映画祭やソウルドキュメンタリー映画祭から、上映を検討したいのでデモテープを送ってほしいという連絡があった。初のヨーロッパ上映が実現するかも・・・
★大杉栄のワークショップで「日記」を上映
1923年の大杉栄の虐殺事件に関連したイベントが東京で開催される。その企画のひとつのワークショップで「国鉄闘争」が取り上げられることになった。9/12（金）18時〜、四谷地域センター11Fで、「国鉄闘争について」と題してビデオ「国労闘争団日記」（17分）上映とディスカッションが行われる。
★事実の力〜裁判闘争交流合宿で
8月29〜31日に、首切り自由は許さない実行委員会主催の「第一回裁判闘争交流合宿」に参加してきた。レイバーネット日本のサイト（http://www.labornetjp.org/）にも出ているが、なかなか中身の濃いもので、今後の運動のバネになりそうな気がした。2泊3日の長丁場のなかで、とくに印象的だったは、ハンセン病闘争の報告をした原告団のこだまさんの講演だった。熊本地裁で勝訴したあと、政府に控訴を断念するように迫ったわけだが、その時の決めては、患者自身の生の訴えだった。政府の大臣クラスの人もじつはハンセン病の被害実態はまったくといっていいほど知らなかった。だからこだまさんたちは、面会の機会に一般的な控訴断念の要請ではなく、もっともひどくわかりやすい被害実態を患者自身が話すという方法をとった。胎児をハンセン病の偏見ゆえに殺さなければならなかった実態などを体験者自身が語ったのだ。そして政府・マスコミ・世論を動かしていった。薬害エイズでもそうだったし、勝つ闘いの基本は同じ。国鉄闘争を世の中に拡げていくうえでも大いに参考になる話だった。
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