●ひとネットMONDAYつうしん  NO.76 2003年9月15日

メーリングリスト「ひとネット」に配信している闘争団・「人らしく生きよう」上映関係のウィークリーニュース。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。

 

★国労大会で闘争団員の処分を決定

 9月13〜14日、東京・社会文化会館で第71回国労定期大会が開催された。焦点のひとつは、査問委員会をうけた闘争団の処分問題だった。結論をいえば、鉄建公団訴訟を起こした闘争団の団長・事務局長クラス22名が「3年間の組合員権停止処分」が決まった。代議員の賛否は102名中賛成が64名だった。除名処分も危惧されたが、除名に必要な三分の二を本部側が押さえられず、そこまで出来なかったということだろう。

 私は両日とも、中に入れず外で機動隊のバリケードの前で座っていたので、中の詳しい様子はわからない。ただ相変わらずの過剰警備にはうんざりした。1日目は炎天下、2日目は雨にたたられたりと、約200名の抗議の人たちはよく頑張っていた。その平和的な抗議行動にくらべ、あまりに異常な機動隊の警備だった。しかし機動隊側もだんだんやる気がなくなったみたいで、ヘルメット姿から2日目はふつうの「おまわりさん」スタイルにトーンダウンした。(暑いせいもあっただろう)。

 処分が出たにもかかわらず、闘争団員は元気で、外の反対派の側には終始笑顔が見られた。鉄建公団訴訟がたたかいの柱になり、状況をリードしている自信からではないか。この日は、国労高崎の「ママさんコーラス隊」(6〜7名)がそろいのユニフォーム姿で登場したりもした。

 なお今回新委員長になった酒田充氏は、警察導入の先頭に立っている人物で、しかもお金にもきたないとの評判。国労のこの先が思いやられる。

 中で傍聴していた人の追加レポートをお願いしたい。

★9/8新宿パフォーマンス

 9月8日、鉄建公団訴訟原告団と家族・支援者が新宿西口に約2時間半にわたって、座りこみとアピール行動を行った。外にでて大胆にリストラ反対を訴えようという初めての試み。通行人の反応もよかった。うちわ・ロボット・コールなど、人々を引きつける「闘争グッズ」にも力が入っていた。これをきっかけに、山手線を一周するくらいの大キャンペーンに発展してほしい。なお、「週刊金曜日」次号の「金曜アンテナ」欄に簡単な報告を書いた。

★山形映画祭に行こう

 「人らしく生きよう」の山形映画祭上映は10月15日21時30分〜、ミューズ映画館と決まった。時間は遅いが他のプログラムがだいたい終わったところなので、人が集まりやすい(とくに若い人たちが)ということだった。当日は、制作者・出演者ともども参加し、おおいにアピールしてきたいと思っている。「ひとネット」の読者でも参加希望の人がいれば、ヤドを一緒に押さえるのでご一報を。→MGG01231@nifty.ne.jp松原 

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