●ひとネットMONDAYつうしん NO.78 2003年10月13日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している闘争団・「人らしく生きよう」上映関係のウィークリーニュース。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★フランスで来春、自主上映へ
フランスでの自主上映が動き出した。日本に詳しいフランスのポール・ジョバン氏（ボルドー大学助教授）が「人らしく」を見たのがきっかけで、在パリの日本人などが協力することになった。過去には「ナヌムの家」の自主上映の経験もある。フランスはヨーロッパでも労働運動が強いところで、新しい労働運動を模索しているSUD連帯労組（鉄道・郵政・通信）もあり、ここがとくに国鉄闘争に強い関心を示している。フランスでも民営化問題・福祉切り捨て問題が大問題だという。来春の上映に向けて、現在フランス語版制作のカンパを呼びかけている。詳しくは→http://www1.jca.apc.org/ouen/001text/031011pari.htmlをご覧ください。
★山形国際ドキュメンタリー映画祭あさって上映
山形映画祭が10月10日より開幕した。「人らしく」は15日の夜9時半から上映する。松原・佐々木有美に加え、出演者の大谷英貴・佐久間忠夫・山田則雄の三人がそろう。また北見闘争団の中野さんも「人らしくタオル」を持参して参加する。ちなみに山田さんは山形県出身。はたして、山形での反応はいかに?
★団結まつりに「人らしくシアター」
10月19日は恒例の団結まつりが、東京・亀戸中央公園（10〜15時）で開催される。そのテントのひとつでビデオ上映館「人らしくシアター」をやることになった。山形映画祭2003のホットな映像、「検証・反国労キャンペーン」、「最高裁包囲デモ」をはじめ、国内外のたたかいの映像を一日中、リクエストに応じて流す予定。持ち込みも歓迎。ぜひ19日は団結まつりの「人らしくシアター」にお越しください。なお民営化とたたかう台湾の鉄道労組代表の参加も決まった。18日にはシニアワーク東京で前夜祭企画もある。
★傍若無人のSSコンビ
某コラムでSSコンビと評されたのが国労本部の新執行部に選ばれた酒田委員長と芝崎執行委員。先日（10/8）、国労に人権と民主主義を取り戻す会の要請行動（書記の強制配転問題・闘争団の処分問題の撤回を求めて）に同行して、ひさしぶりに国労本部を訪ねた。ところが着くやいなや芝崎執行委員は血相を変えて「部外者はくるな」「撮影するな」「出ていけ」。そしてカメラをわしづかみにして壊さんばかり。こんな対応は、これまで何十回なく本部に行ったが初めてだった。芝崎さんの捨て台詞は「撮影するなら許可をとれ! でも許可してあげないよ」。2000年の四党合意が出た時は、お二人とも反対派だったのに、いまはすっかり豹変し敵意丸だし。取り戻す会の国労組合員に対しても一切話し合いに応じず、傍若無人そのものだった。国労の歴史の中でも最悪の執行部であることはまちがいない。
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