●ひとネットMONDAYつうしん NO.80 2003年11月3日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している闘争団・「人らしく生きよう」上映関係のウィークリーニュース。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★レイバーフェスタ2003を開催
映像や音楽を通して、労働運動の魅力を伝えていこうと「レイバーフェスタ」が、昨年11月、400名を集めて成功したが、その2回目の「レイバーフェスタ2003」がきたる11月8日（土）午後1時半より、労働スクエア東京ホール（地下鉄・八丁堀）で行われる。今年はマイケル・ムーアのリストラをテーマにした「ザ・ビッグ・ワン」の上映が目玉だが、3分ビデオや音楽コーナーも昨年以上に充実している。普段、労働運動に縁がない人にも誘える企画だ。当日2000円のところを1500円で入れる当日精算券もある。また電話予約・メール予約（TEL03-3530-8590またはfesta2003-staff@freeml.com）でも割引になる。詳細→http://www.labornetjp.org/
★闘争団は「灯台」―ケン・ローチ監督100万円をカンパ
世界文化賞を受賞したケン・ローチ監督は、その賞金の一部100万円を鉄建公団訴訟原告団（国労闘争団）にカンパした。監督は、10/20の集会スピーチでも「闘争団のたたかいは、民営化と闘っている全ての人々にとってのビーコン（灯台）である」と高く評価した。原告団としては、このお金を基金にして「国際的運動」を強めていきたいという。またレイバーネット日本や国労闘争団のメンバー計7名は、21日、ホテルオークラで監督と交流する機会をもった。その時、ケン・ローチ監督は「イギリスの鉄道労組は、数少ないまともな組合なのでぜひ連携するといい」と教えてくれた。監督の訪日をきっかけにイギリス鉄道労組とのつながりがうまれそうだ。
★民営化破綻のきざし
イギリスは100以上に会社を分割するなどして、事故が続出して、鉄道民営化の破綻と失敗が明らかになっているが、日本は「民営化の成功例」と言われてきた。しかし、このところの事故の多発などを見ていると、かなり限界点に達しているようだ。最近、とくに電車がまともに動かなくなっている。国労組合員に聞くと「熟練労働者の切り捨て、下請け化、人べらし、検査体制・・・」さまざま要因がからみあっているが、要は利益優先に切り替えた民営化16年の構造的危機であることはまちがいない。民営化破綻のきざしは、随所に出てきており、攻めのチャンスがやってきた。JR東日本では最近、駅員バイトの募集をはじめたが、闘争団が押し掛けるような運動をしたいものだ。
★携帯ストラップ大好評
協同倶楽部が総力をあげて開発した「携帯電話用ストラップ」が好評だ。SLの蒸気機関車スタイルで、着信するとランプが点滅したりSLの現場音が出る。いま闘争団支援の関係者はほとんどこれをケータイにぶら下げている。機関車のところには「人らしく生きよう」とか「闘争団ともにGO!」などの文字がシールで貼れるようにもなっている。限定3000ヶ、1つ1000円だ。早めに注文しよう。ところで、私が買ったところランプが点滅しないので「おかしい」といろいろ調べてみた。するとPHSはダメらしい。つまり、ランプ点滅の原理は受信時に強力に発生する「電磁波」を使って動かしているのだ。つまり携帯の約10分の1しか「電磁波」が出ないPHSだと点滅しないことが多い。PHS愛用者としては、うれしいような悲しいような・・・。ストラップの申し込みは、ともにGO!ホームページから→http://www.h4.dion.ne.jp/~tomonigo/。
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