●ひとネットMONDAYつうしん NO.85 2004年3月1日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している国労闘争団・「人らしく生きよう」上映関係の不定期ニュース。現在は「不定期刊」。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★「人らしくパート２」制作カンパの呼びかけ
現在ビデオプレスでは「人らしく生きようパート２」の制作中である。パート１以後の闘争団の生活と闘いを軸に構成したいと考えている。4月いっぱいで完成し、5月連休あけから公開したい。四国・北海道などへのロケが続き、制作資金に困っているのも事実で、誠に勝手ながら、ビデオの予約販売とカンパを呼びかけている。詳しくはこちらへ
★フランス、ボルドーで初の上映会
「人らしく」のフランス語版が１月に完成し、2月18日ボルドーの労働映画祭で初めて上映された。現地の久保田さんから写真つきの雰囲気がよく伝わってくるレポートが寄せられた。こちらへ
★関西で交流会
2月20〜22日、大阪・滋賀・枚方・吹田の４ヶ所で、闘争団の今を考える交流集会があり、私も参加した。のべ100名ほどの参加があった。熱心な国鉄闘争支援者が多く、勝つためにどうしたらいいかをめぐって突っ込んだディスカッションが行われて、おもしろかった。ある人からは「中曽根直撃取材をしたらどうか」という提案もあった。「私も大賛成だが、闘争団と一緒に直撃するのがいい」と答えた。また「人らしくタオルマフラー」の関西初登場の機会ともなった。
★4/13日比谷3000人集会へ
鉄建公団訴訟原告団がいま一番力を入れているのが、4月13日に計画されている日比谷公会堂での3000人集会。首都圏の労働組合を中心に、国鉄闘争支援の力を総結集するのが目的だ。チラシを見ると幅広く集めることを優先したためか「ILO勧告完全履行」のスローガンだけで「鉄建公団訴訟支援」の文字がないのが残念。でもとにかくこの集会を大成功させ、はずみをつけたい。
★大分の赤峰さんが問題提起
大分原告団の赤峰正俊さんは最近「社会通信」に原稿を書いた。その中で、「私たち『鉄建公団訴訟』を起こした者に問われることは、今後の闘いは総て『自己責任』もしくは『自己決定』する決意が同時に問われているということです。今となっては、私たちから本部に対する要請などは意味を持たないことを自覚するべきです。さらに現在集中するべき闘いの柱は、原告団が自律し主体性を持つこと、すなわち全国津々浦々に自分たちの手で支援共闘を起ち立ち上げることしかありません」と訴えている。全文は「がんばれ国労闘争団」で読める。
★横浜人活メンバーが職場復帰
でっち上げ事件で傷害の罪に問われ、JR不採用となった横浜人材活用センター事件が解決した。すでにでっち上げ事件については、完全無罪が確定していたが、長い交渉のすえ、今回4名の「鉄建公団」への職場復帰が決まった。JR復帰には至らなかったが、政府に非を認めさせて解決させた意義は大きい。
★次回鉄建公団訴訟は3/22
鉄建公団訴訟も次回で13回目を迎える。次回は3/22（月）午前10.30から、東京地裁。
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