●ひとネットMONDAYつうしん NO.88 2004年8月2日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している国労闘争団・「人らしく生きよう」上映関係の不定期ニュース。現在は「不定期刊」。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★「人らしく生きようパート２」各地で上映会
「パート２」の上映会が各地で開かれて、すでに50ヶ所近くになった。『北海道新聞』（7/30付）では登場人物の北見闘争団・中野勇人さんが大きく取り上げられた。今回の上映運動は支援組織が中心になっているので、立ち上がりは早かったが、拡がりという点ではこれからだと思う。上映会のいいところは、仲間内だけでなくふだん知りあわない人と知りあえること。その異業種交流がまた新たな拡がりをつくることになる。ということで、「新たな出会い」をつくるような上映会の企画を秋には実現していきたい。また木下昌明さんが映画批評集『映画がたたかうとき』を上梓した。『パート２』の批評も入っている。→ビデオプレスで好評取扱中。
★8/7にパリ上映会報告会
6月のパリでの「パート１」上映会は、スタンディング・オーベイション（観客総立ち）の大反響だった。「ともにGO!」にも訪仏団が報告を書いているが、闘争団にとっては大きな自信になった。8月7日には東京・国立市でその報告会が行われる。主催はレイバーネット日本。現地で撮ったビデオの上映などもある。ぜひご参加を! 詳細はこちら（http://www.labornetjp.org/）へ。
★いよいよ最終局面に入った鉄建公団訴訟
鉄建公団訴訟も16回の口頭弁論を終え、今秋には4回の証人調べを行い、来年春には判決という重大局面に入ってきた。中曽根証人喚問は裁判所が渋っていて実現していないが、中曽根追及の運動はこれから本格的に行うことになる。8/20には中曽根さんの実家のある高崎市で「パート２」お膝元上映会と市内宣伝行動を予定していて、1泊2日のツアー参加者を募集している。また10月18日には、趙博さんをゲストに「中曽根追及文化企画」を準備している。
★やる気なしの国労本部
鉄建公団訴訟を進めているのは「四党合意」に反対した闘争団員約300名。国労本部は最高裁敗訴にもかかわらずいまだに方針が出せないでウロウロしている。国労本部を支持してきた約600名の闘争団員は苦悩と不安の日々だろう。8月には大会があり、本部の方向はよりはっきりすると思うが、いまの情勢では、「300人のたたかい」がきわめて重要になっている。
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