●ひとネットMONDAYつうしん NO.89 2004年8月23日
メーリングリスト「ひとネット」に配信している国労闘争団・「人らしく生きよう」上映関係の不定期ニュース。現在は「不定期刊」。共同管理人・松原明による「独断と偏見」によるニュースです。「ひとネット」は無料で入会できます。こちらから。
★中曽根氏のお膝元へデモ
鉄建公団訴訟に中曽根元首相を証人喚問するために、ナカソネプロジェクトが署名をはじめさまざまな行動を起こしている。8/20には地元の国労高崎と協力して、中曽根氏のお膝元・高崎市でデモと上映会が行われた。私も参加し、デモの様子をレポートした。（レポートはこちら→http://www1.jca.apc.org/ouen/002text/040820.html）。このとき、国労高崎委員長の中村さんが「替え歌」をつくってきたが、これが大好評だった。東京でもはやらせたい。小さい例ながら「たたかいが歌をうみだす」ということを実感した。それから公式レポートには載っていないが、翌日は榛名湖周辺の散策と「岩魚料理」を楽しんだ。
★8/26〜27に国労定期大会
今年の国労大会は熱海のホテルで開催される。おなじみだった「機動隊大会」とはお別れのようだが、中身はあまり期待できない。最高裁敗訴のあと「たたかいを継続する」と本部はいっているものの、新たな訴訟を起こすわけでもなく「政治解決をめざす」ということでやる気がない対応が続いている。時間の空費である。300人が進めている鉄建公団訴訟はいよいよ最終局面（10月から証人調べ・年内結審）に入っているなか、本部だのみになっている約600人の闘争団員は判断が迫られている。争議のゆくえを決めるのは国労本部でなく、当事者だからだ。
★10月にパート１・パート２連続上映会
東京・三鷹で10月16日（土）に『人らしくパート１』『パート２』の連続上映会が企画されている。連続上映することで見えてくるものがたくさんありそうな気がする。あいだには出演者や制作者のトークもはさむ。一日がかりのこの企画をぜひ成功させたい。詳細は、こちら（http://homepage3.nifty.com/videopress/part2jouei.html）へ。
★木下昌明『映画がたたかうとき』大好評
映画批評家の木下昌明さんの新刊『映画がたたかうとき』が好評だ。紀伊国屋では平積みになっている。マイケル・ムーアの『華氏911』は素晴らしかったが（ぜひ皆さん見て下さい）、木下さんはマイケル・ムーアの作品をいち早く取り上げているだけでなく、ムーアのもっている企業批判の視点や労働者性を批評として取り出している。ビデオプレスで2200円のところ2000円で扱っている。よろしく。
・MORE→ナカソネキャンペーンの情報は http://www1.jca.apc.org/ouen/
・MORE→闘争団・共闘会議関係の情報は http://www.h4.dion.ne.jp/~tomonigo/
・MORE→上映関係の情報は http://homepage3.nifty.com/videopress/hito2.html
・MORE→国鉄・JR問題研究会 http://roumonken.infoseek.livedoor.com/
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