国労冬物語上映運動への参加を「国労冬物語」八王子上映実行委員会 呼びかけ人 荒川 亘
闘いの中にいて、前進するときは先頭を、後退するときは「しんがり」を受けもつこと、いずれの場合にも、第一線に立つことは、容易なことではない。敵がどのように攻撃してくるか分からず、後に続く味方がついてくるかも定かではない。
その困難を交通・運輸労働者の闘いにおいて、「国鉄労働者」１０４７名の鉄道員とその家族、支援者が受け持ち、今も闘いつづけている。それは、はじめは国有鉄道での攻撃として現れたが、いまでは、交通・運輸（人と物の移動）の全政策の上での対立であること、さらには、全産業、生活のあらゆる面の「リストラ」の始まりであることがはっきりしてきている。
私は、高尾山をトンネルでぶち抜く「圏央道」を中心に、道路公害に反対する闘いに参加しているが、その中にいて、いつも「国鉄労働者」の闘いが心の中にあった。
それは、排気ガス・騒音・振動・環境破壊という公害の垂れ流しをしながらの、高速道路と、自動車による人と物資の運搬が、国鉄を市場原理で合理化するための、「分割民営化」と「裏と表」の関係にあるからだ。
今、国鉄労働者の闘いを、映像としてみる機会が出来たことを心から喜び、多くの人が、自分の闘いと・・・・労働運動はもとより、市民運動の中での闘いと・・・・重ねあわせ、連帯を確認することを訴える。
この「国労冬物語」に登場する人々と、観客である貴方とは、「闘うもの同士」として心が通うことを信じて、この上映運動への参加を呼びかける。
上映会：7月13日（土）18時開場 18時30分開会
田中哲朗さんコンサート（30分間）
映画上映
国労闘争団のお話
根津公子（不当な処分とたたかう教員）のお話
会場：八王子クリエートホール・5F大ホール 協力券1000円
◎次回実行委員会：5月21日（火）八王子クリエートホール学習室19：00〜
実行委員になって頂ける方を募集しています。
「人らしく生きよう」八王子上映実行委員会