●国鉄闘争の決定版ドキュメンタリー

　ビデオプレスは、これまで撮りためた10年余の映像素材をベースに、新規取材を大幅に加えた長編ビデオドキュメンタリー「人らしく生きよう−国労冬物語」（仮題・90分・完全自主作品）を制作中です。一人でも多くの人に国鉄闘争を伝えるために、わかりやすく面白くしかも感動的な作品に仕上げたいと思っています。そして2000年４月から全国上映運動を展開したいと思います。

　　　●なにを描くのか？　　　　　　　　　　

　国鉄が分割民営化されてから13年。なぜ権力は、国労攻撃の手を緩めないのか？ なぜ国労組合員は、差別されあらゆる不利益を被りながらも組合員であることをやめないのか？ これがこの作品の最大の問いです。ビデオでは、国労の歴史をたどることで、国労とは何であったのか、その原点に迫ります。そして、分割民営時はもちろん、機関車労働組合の分裂、マル生攻撃など、組合つぶしのために行われた、ありとあらゆる非人間的行為を暴露すると共に、それに立ち向かった国労組合員の姿を描きます。権力側がどうしてもつぶしたいもの、国労組合員が人生を賭けても守りたいもの、それを浮き彫りにさせることがこの作品のテーマです。そして、国労つぶしと現在の日本社会の歪みがつながっていること、まともな労働運動の再生こそが、今の日本の社会にとって最も重要な課題である事を訴えます。

　●どう描くのか？　　　　　　　　　

　国労運動50年「職場に労働運動を」の中身を日常活動の中でつくってきた古参国労組合員Aさん。分割・民営化で人間関係をズタズタにされたうえ、売店に飛ばされたり、差別職場に隔離されても、めげずに仲間づくりをやめないJR職場の中堅組合員のBさん。

　そして、家族とともに世界でも例を見ない長期争議をたたかい抜いている国労闘争団のＣさん。年代の違う国労組合員３人の体験と生きざまを中心にドキュメンタリーは進行します。また国労攻撃と同じ事が行われた郵政や民間の職場を取り上げ、この問題が働く者全体の問題であることを示します

＜具体的お願い＞

　★この作品の上映会を今から企画していただけませんか?

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　 ※賛同人募集の詳しい要項はこちらをご覧下さい。

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