背面監視-ＪＲベンディング職場からの告発

〔時間〕　９８年４月制作・３０分・３５００円 　　（英語版�a5000円）
〔企画〕　国鉄闘争支援中央共闘会議
〔制作〕　ビデオプレス 　ここ10年来ＪＲ東日本の主だった駅ホームから、なぜか水飲み場が姿を消し てしまった。それに代わって設置されたのが「大清水」という名の自動販売機 だ。その仕事をしているのは、飲料メーカーの社員ではない、れっきとしたＪ Ｒの社員だ。かれらは、なぜこの職場で働いているのか。
　国鉄の分割・民営化以来、徹底した差別を受けてきた国労の組合活動家360 人（18事業所）が、ベンディングと呼ばれるこの職場で働いている。組合バッ チをつけているだけで処分され、賃金カットされる。そしてついには「背面監 視」という異常な労務管理が行われることになる。
　このビデオは、東京駅の新幹線高架下にある「東京第一ベンディング」（40 名）で、97年に行われた「背面監視」の実態を克明に追った作品である。秘か に撮影された貴重な映像、証言。いったいそこで何があったのか。国労組合員 は、なぜ屈せずに闘うのか。“明るく楽しくしたたかに”立ち向かった東京第 一の労働者たち。
　ＪＲベンディング職場から、国鉄分割・民営化11年の歪みが見えてくる。

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